成長する組織とは!青山学園の原監督の本から学んだ大切な事。
実家でお正月に箱根駅伝を見ていたところ、本棚に並んでいるのを発見!
「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」
を読んでみることに。
会社が経営者で変わるのと一緒で、スポーツも指導者で大きく変わり、こういう指導者に教えてもらえる事は、箱根駅伝で勝つことより大切で幸せなことだと思った。今年、5連覇できなかったが大きな問題ではなく、また来年の原動力なるだろう。
選手としては、大成しなかった原監督が、社会人となり営業で培ったノウハウをいかして、常勝チームにした方法が書かれている。スポーツだけに限らず会社組織の強化にも使える考え方だと思う。
基本的に人と組織を強くする為に
①「業界の常識」を疑え!
陸上界の常識・時代遅れの指導法にこだわる事なく、新しい発見やアイデア、ただしいと思うことは実行する。時代は常に変化している。
②組織は自分一人でつくるものではない
長期的に強い組織にするためには、トップが変わってもぐらつかない組織づくりが必要。その為には、土台づくりが必要で、任せられるようになったら、権限を委譲しその人の成長を促す。そうやって個人個人の能力を高め、組織のボトムアップ・基礎を作っていく。
③相談することは「考える癖をつける」いい訓練になる
ひとりひとりが自分で考え、実行できる組織。考える集団にする。そのためには、相談しやす空気をつくり、現状報告ではなく、その場で上司や監督からの指示を導びくことが出来る相談をできるようにする。
例えば、「足が痛いです」と相談した場合、「それで?」・・・。となってします。そそれは、報告である。本当の相談とは、相談した時に、質問される事も想定し、その答えを用意した上で、相談する。「今回はトレーニングAでいきたいのですが、監督どうでしょうか?」とういう相談だ。そうい考える事の繰り返しが本人を成長させ組織も成長する。
こういう事例とともに、いろいろな方法が書かれており参考になるところが一杯だ。
全体の事を考えながら、個人の事も考える。そして、一人の人に依存する事なく組織として成長していく方法が書かれている。
指導者だけでなく、いろいろな立場の人に読んでもらいたい。
自分が教える立場になったら、こういう指導をしたいと思うし、教わる立場であれば、このうような考えを持った人のもとで教わりたいと思った。
今現状、こういう人のいる会社で働きたいと強く思う。
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
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