奇跡の勉強法ではなかった!「どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法」を読んで。
結論。
「勉強ができるようになる。頭が良くなる」
には、毎日勉強するしかない!!
天才以外、これ以上でも以下でもない。
ただ、やるかやらないかだ!
しかし、闇雲に勉強をすれば身につくものではない。長時間勉強すればエライ・頭良くなるは間違いで、成果がでないとそれはただの苦行となってしまう。それに加え、小さいころから勉強しなさいと言われ続けてきているので、勉強嫌いが多いのだ!
「勉強」と聞くだけで、思考停止して嫌なものとなる。そして、何もしなくなる。
この本の初めの方で、
つまり物事は、「短時間で目的を達成するほどエライ」が鉄則。
と言っている。本来は、勉強も一緒で、勉強を頑張るのではなく、目標を達成するために勉強するのが大切であり、勉強をすることが大切なのではない。
じゃあ目的がない人は勉強しなくても良いのか?そんな訳はなく、勉強をしなかったらただのおバカになってしまう可能性が高い。
頭がよくなる為には、絶対に勉強が必要!
これは間違いない事実であると思う。
その中で、奇跡のような「成長」を実現させるコツ(勉強を継続していく為には!)
「科学と情熱の融合」
理論だけではダメ、感情だけでもダメ。この両者を融合することが不可欠です。
この、両方がないとなかなか勉強を継続することが難しく、頭も良くならない。そして、勉強が続かない1番の原因は、自分に合わない勉強方法で勉強しているため、続かないし身にならないようだ。
本書ではその原因と工夫を紹介。
それを知ってるか、知らないかでは大きくその後の人生が変わってくる!は、ちと大袈裟だが、勉強が楽しくなるか?そして、その後の人生が楽しくなるかに大きく影響するだろう。本来人間は、新しい事を知ると、楽しく感じ脳も喜ぶようにできている。だから、自分にあった勉強法さえ見つかればみんな天才になれるのだ!(たぶん)原因を突き止め、科学的に分析し、攻略する。それを繰り返し成長していくのみ。
その中で大切なものの一つに、
「根拠なき自信」は絶対に必要だ
とある。これは色々なところで言われているのだが、それは無理だ!と思っていた。自信は、成功体験を積み重ねコツコツと溜めていくもので、何もないところに自信が持てるはずがない!と。
しかし、やったことのない事にたいしても常に「私は〜できる」と思うことはとても大切で、心理学用語で「自己効力感」と呼ばれるようだ。これがあると「成功する自分」をいつもイメージできるようになる。そして、初めての事にも挑戦できる。
そもそも自信には、根拠など必要ありません。
すべてのことは、やってみない限り、どんな結果がでるかわからないものです。
これまで多くの成功体験を積んだ人でさえ、次の仕事がうまくいく保証はありません。
もっと身近な例で言うならば、前の彼女とうまくいっていたとしても、次の彼女とうまくいくかはわかりません。昨日までうまくいっていた人生でも、家から一步外にでた瞬間に、隕石が落ちてくる可能性だってゼロではないのです。
このように、過去の成功体験は必ずしも未来には繋がりません。
そう考えれば、「根拠」などというものに意味などないとわかるでしょう。
あってもなくても同じこと。必要なのは自信だけです。
チャレンジする人・できる人は、毎回この前提に基づいて「空手形」を切っているようなものです。根拠のない自信を持ち、腹を決めて進んでこそ、実績が得られるのです。
ちょっと長い引用ですが、このように、自分の中にある壁をちょっとづつ壊してくれて、自分も今からでも本書に載っている事を実行していけば色々できるようになるかも?!頭が良くなれるのかも?!と思わせてくれる、自分にあった勉強法を気づかせてくれるはず。
でも、勉強しないと行けないのは絶対だし、成功を重ねたほうが次の成功確率は上がるって思ってしまう自分がいるけどね。