「ユダヤの商法」藤田田を読んで。
ユダヤの商法には法則がある。そして、その法則を支えているものは、宇宙の大法則なのである。人間がどうあがいても曲げることのできない宇宙の大法則。ユダヤの商法が、その大法則に支えられている限り、彼らは決して”損”をしないのである。
冒頭から微妙な感じである。
宇宙の大法則と言われると胡散臭い。
しかし、例をあげられて説明されると、だんだんと惹きつけられる。
そうやって、ニセ科学に騙されて行くのだろう・・・。
そのような騙すのが目的のものではなく、本当に「七八対二二」の法則にピタリと合致するものがある。
空気中の成分が、窒素七八に対して酸素等が二二の割合になっていることは、よく知られている。人間の体も水分が七八、その他の物質が二二の割合でできている。
無理やりのような気もするが、不思議である。
それに、パレードの法則も8:2で同じではないだろうか?!ユダヤの商人は数字にキッチりしているので、厳密に78:22と言っているのでは無いかと思う。
この時点で、すっかり魅了され、何か売りつけられれば買ってしまいそうである。
そんな感じで、気になった事を「まとめ」ていきたいと思う。
一般大衆が持っている金を二二とすれば、わずか二〇万人足らずの金持ちが持っている金は七八になる。つまり七八を相手に商売をした方が儲かるのである。
ユダヤ商法に商品はふたつしかない。それは女と口である」
私は二〇年近い貿易商生活の中で、ユダヤ人から何度、この言葉を聞かされたか分からない。ユダヤ人にいわせると、これは「ユダヤ商法四〇〇〇年の公理」なのだそうだ。しかも「公理であるから証明は不要」なのだという。
ユダヤ人は、重要なことは、どんな場所ででも、必ずメモを取る。このメモが、彼らの判断の正確さにどれほど役に立っているかわからない。
雑学に支えられた広い視野。その視野に立って、ユダヤ人は正確な判断を下してくるのである。
などなど、身近で言われて誰でもできそうな事だけれでも、それを実行し続ける事は、ほとんどの人にはできない。一見簡単そうな、当たり前の理論と思えることを、実行し続けることが重要なのかもしれない。
”薄利多売”はバカの商法
安売り競争は死のレース
厚利多売商法で儲けろ ”希少価値”は儲かる商売
聞けば知っているし、当たり前のコトであっても、それが出来ない人の方が多く、恐れずにやって見ることが重要なのかもしれない。
そして、自分も思っていたけど、なかなかそんな人には出会うことができなが、自分で目指したいと思うこと。
エライ奴こそ働け
私に言わせるならば、デパートを例にとれば、売り場の若い人の方が忙しくて、部長は自室でのんびりとゴルフ雑誌などを鼻クソほじって読んでいることが、そもそもけしからん。
自分の周りでも、偉くなると働かなくなる人をみかける。どんなに優秀な人であってもついていけなくなる。そして、気づくと優秀でなくなってりる。
本当に凄い人は!自らが動き先頭を走りつづけることができる人なのではないかと思う。
他にも、色々な格言的な物が書かれているので、
商売に興味がある方は、読んでみてほしい。