距離感と期待値の関係。
武田双雲さんの記事を読み、改めて考えた。その記事では子どもとの距離やその距離の近さゆえの母親の子供の対する期待が大きく怒ってしまう事に言及していたが、それは親が子供に対してだけではなく、社会一般に当てはまると思う。
家族や友達、会社全てにおいて、近ければ近いほど、親しければ親しいほど、あらゆる面で要求する事が大きくなる。例えば、好きになった人がいた場合、はじめは殆どの事を許してしまう。そして付き合う事になったら、それま気にもしなかった事が気になり、許せなくなる。更に、結婚すると、もっと許せない範囲が広がる。関係が近くなればなるほど、期待値が上がり、許るせなくなってしまう。誰もが経験する事ではないか？！
男女お互い様にそういった事が、多かれ少なかれあるだろう。その時は、どうにかしてその距離感を調節してほしい、そうする事で期待値が変わり、上手く行くだろう。結局のところは、どちらかが諦めの境地に達し、上手い距離を保てるかどうかが、鍵を握るのでらないかと思う。
