稼ぐということ。

考えると今まで、お金がを稼ぎたい、お金持ちになりたいと本気で思う事がなかったかもしれない。漠然と、お金持ちになりたいと思うことはあったが、思うだけ。幸いにも今までお金で困った事がないからかもしれない。家がお金持ちだった、自分の稼ぎが良かったからではない。基本、物欲がないのだ。だから、ないなら無いなりに生活できてしまう。欲しいものがあったとしても、買えないと思ったら、それまでで、どうにかして欲しいと思った事がない。親に全く頼ってないかと言うとそれも嘘になるが、問題なく生きてきた。

その意識が、結婚して子供ができ変わって行った。大きく変わったわけではないが、子供にはなるべく、お金を理由にやりたい事が出来ない、という事がないようにしたいと思ったからだ。あと、自分の老後が見えてきたからかもしれない。そこに、追い打ちをかけるように、社内での給料の格差が明るみになり、今まで何とも思ってなかった事が、徐々に気になるようになった。そして、その嫌な感情はひにひに大きくなり、自分のなかでどんどん育っていき。自分ではコントロール出来なかった。嫉妬と言ってもいいのかもしれない。そんな自分が嫌になり、職場を変えることにした。その時でさえ、稼ぎたい！もっと稼いで見返してやる。ではなく、なんで？あの人は・・・。と自分でコントロール出来ない事にこだわっていたように感じる。（やっかみですね）

辞めた今は、その辺の心はだいぶ穏やかになり、以前と同じように、できれば稼ぎたいが、是が非でもという心はなく、ゆっくりと稼いでいければいいと思っている。しかし、子供もの事を考えるとそうはいかにのだが、中々エンジンは掛からない。本来の自分に戻っただけかもしれないが、これからは、もう少し、稼ぐ事も考えて行きたい。

まずは、信頼を稼いでいこう。